Ubuntu7.04でKVM動かしてみた
Linuxのkernel2.6.20からkvmをサポートしてるということでUbuntu7.04で使ってみた。
以下そのときのメモ。
KVMのモジュールのロード
# sudo modprobe kvm_intel
AMDの場合は「kvm_intel」ではなく「kvm_amd」にすればいいようだ。
KVMがロードされたかどうか確認するには以下のコマンドで分かる。
# lsmod | grep kvm kvm_intel 21004 0 kvm 61148 1 kvm_intel
OSのイメージファイルを作成
# qemu-img create -f qcow kvm.img 10G
「-f qcow」を指定するとイメージファイルのサイズが実際の使用量に応じて拡張されるようになるっぽい。
KVMの起動
# sudo kvm -hda kvm.img -cdrom osImage.iso -boot d -m 512
「-hda」オプションでハードディスクの指定
「-cdrom」オプションでCD-ROMのイメージの指定
「-boot d」オプションでブートデバイスの指定
CDブートするときはいろいろとオプションをつけないといけないみたいだけど、すでにOSが入ったイメージファイルなら下記のような感じで起動可能。
# sudo kvm kvm.img -m 512
「/dev/kvm」に一般ユーザの読み込み権限などがないので、「sudo」をつけないとKVMが使用できない。
パーミッションを777に変えたりすれば「sudo」なしでもKVMの起動ができるようになる。